ライブ初参戦の心得10選|楽しむためのマナーと準備

ライブに初めて参加する人にとって、期待と緊張が入り混じるのが普通のことです。初めて経験する熱狂的な雰囲気に圧倒されたり、どのようなマナーが必要なのか分からないまま参加してしまうこともあるでしょう。ここでは、様々なライブ会場での経験に基づき、初参戦の人も、ベテランの人も参考にしていただける、ライブを楽しむためのマナーと準備について、具体的な10個の心得をご紹介します。
1. 開場時間に余裕を持って会場に到着する
ライブ会場に遅刻するのは避けましょう。開場時間に余裕を持って到着すれば、ゆっくりと会場探索やグッズ購入、場所取りなどができます。開場時間ギリギリに到着すると、入場までに長蛇の列ができていたり、混雑で動きづらくなる可能性があります。会場への行き方を事前にチェックし、交通手段の確保や駐車場の予約などの準備をしっかりしましょう。
2. 持ち物を最小限に抑える
ライブ会場は混雑しているので、できるだけ荷物は少なめにすることをおすすめします。財布、携帯電話、チケット、化粧小物など、必要最小限の身の回り品以外は、極力持参しないようにしましょう。大きな荷物を抱えていると、他の参加者の迷惑になったり、自分の動きも制限されてしまう可能性があります。貴重品は身に付けるなど、紛失や盗難にも十分注意しましょう。
3. ルールを守り、他の参加者に配慮する
ライブ会場では、主催者が定めたルールやマナーを守ることが重要です。撮影・録音の禁止、スモーキングエリアの設置、列の順番守りなどのルールがあります。ルールを無視すると主催者から注意されたり、他の参加者から嫌な顔をされる可能性があります。他の参加者の迷惑にならないよう、周りの人の動きにも気を配りましょう。
4. 曲に合わせて盛り上がる
ライブの醍醐味の1つは、アーティストと一緒に盛り上がることです。曲が始まったら、リズムに合わせて手拍子をしたり、歌詞に合わせて一緒に歌うのがおすすめです。曲に合わせて体を振る、ジャンプするなど、積極的に盛り上がりましょう。ただし、他の参加者の迷惑にならない程度の声や動きにとどめましょう。大きな声を出したり、激しく体を動かすのは控えめにするのがマナーです。
5. 写真や動画は撮影ルールに従う
ライブ中の写真撮影や動画撮影は、主催者の指示に従いましょう。多くのライブでは撮影が禁止されているか、一部のタイミングでのみ許可されています。会場内で撮影する際は、他の参加者の迷惑にならないよう気をつけましょう。撮影時のフラッシュ使用や、大きな声を出すのは控えめにしましょう。ライブの思い出は心に刻むのが一番ですが、SNSで共有したい場合は、主催者のルールを確認して撮影しましょう。
6. 待機列では秩序を保つ
ライブ会場に到着したら、入場時の列に並ぶ必要があります。この待機列では、他の参加者に割り込んだりせず、スムーズな入場のために秩序を守ることが大切です。列の中で喫煙したり、大声を出したりするのも控えめにしましょう。会場のスタッフの指示に従いながら、秩序ある列を作ることで、快適に入場できるはずです。
7. グッズは余裕を持って購入する
人気アーティストのライブでは、グッズ売り場には大行列ができることがあります。会場に到着したら、できるだけ早めにグッズ購入に向かうことをおすすめします。グッズ販売時間が限られている場合もあるので、欲しいものがあれば購入を急ぐ必要があります。開場直後がチャンスです。会場内を歩き回ると時間がかかるので注意しましょう。
8. 客席内での飲食はマナーを守る
ライブ中の客席内での飲酒は、多くの会場で禁止されています。飲食は指定の場所やタイミングでのみ許可されていることが一般的です。飲み物を持ち込む際は、周りの人の迷惑にならないよう気をつけましょう。客席では、周囲の人の視界を遮らないよう気をつけるなど、マナーを意識して行動することが重要です。
9. 曲に合わせて盛り上がる際は控えめに
アーティストとともに一体感を感じるのが、ライブの最大の魅力です。曲に合わせて体を振るやジャンプするのはおすすめですが、他の参加者の迷惑にならない程度にとどめましょう。大きな声を出したり、激しい動きをするのは避けた方がいいでしょう。周りの人の動きにも気を配りながら、自分のペースで楽しみましょう。
10. ライブ終了後は会場の片付けに協力する
ライブ終了後は、会場内に捨てられたごみやライトスティック、飲み物の空容器などを、できる範囲で拾い集めるなどの協力が求められます。スムーズな片付けに、参加者全員で協力することで、ライブ後もスタッフの方々に感謝の気持ちを伝えられるでしょう。
以上の10個の心得を参考にしながら、様々なライブ会場の特性を意識しつつ、アーティストとの一体感を感じられるよう楽しんでいただければと思います。初めての経験でも、マナーを意識しながら参加すれば、きっとメモリアルな思い出になるはずです。